若くても油断禁物!恐ろしい痛風について徹底解説!

中年だけじゃない!若い人に増えている通風とは?

なぜ痛風は中年の病気と思われがちなのか?

そもそも痛風とは、一体どのような病気なのでしょうか。
痛風と聞くと、お酒の中でも特にビールをよく飲む人がかかっている病気というイメージがあるのではないでしょうか。そのためか、特に中高年の男性に多いという印象がありますよね。あながち間違いではないそのイメージですが、実は最近、若い人の間でも痛風になる人が増えているのです。
痛風という病名の由来は、「風が吹いただけで痛みを感じる」という状態からきていると言われています。では具体的にどこに痛みを感じるのかと言うと、多いのは脚です。脚の、特に膝や足の指などの関節部分に激しい痛みを感じることが多く、酷い場合には歩くこともままならないレベルになってしまいます。
痛風の原因は、身体の中に尿酸と呼ばれる物質が溜まってしまうことです。この尿酸が関節の中で結晶になることで、激しい関節の痛みを生むのです。この尿酸は、プリン体が代謝されて生み出されます。プリン体は人間の生命維持活動に必要な物質のため、常に代謝され尿酸となっています。この尿酸の量があまりにも増えすぎると、関節などに溜まって痛みを引き起こすのです。
現在では、治療法や薬などが開発されたため、きちんと病院を受診し治療を受けることで症状を改善することができます。痛風は関節の痛みを引き起こすだけでなく、放置すれば腎臓にも影響を及ぼす恐ろしい病気です。早めの治療が重要なのです。
今回は、若い人にも発祥のリスクがある痛風について詳しく見ていくとともに、中年の病気と思われがちな理由や飲酒量との関係性についてご紹介していきます。